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ちょっと気になる、こんなこと。食と健康Q&A vol.1 Q. 肌のかさつきや荒れ、その原因と対策は?

Answer皮膚は皮下組織、真皮、表皮からなり、表皮の一番外側(角層)は、保湿や異物の侵入防御などの役割をしています。皮膚の状態は、湿度や温度、紫外線、汗や汚れ、栄養、ストレスなどさまざまな要因に左右されます。冬は空気の乾燥や寒風、また、室内の暖房など、角層の水分を奪う要素が多いため、肌がかさかさして荒れやすくなります。

食生活も影響しています。女子大学生を対象にした研究*によると、皮膚の健康に重要なビタミンAの摂取量が多い人ほど、角層の水分量が良好でした。また、炭水化物、ビタミンB1、野菜の摂取量が多い人ほど、角層バリア機能の指標である経皮水分蒸散量が低くおさえられていました。炭水化物については、その供給源である米や小麦に角層バリア機能を強化するとされるセラミド(脂質の一種)が含まれることが一因ではないか、とみられています。ビタミンB1は炭水化物の主成分、糖質の代謝を助けます。豚肉や大豆などに豊富です。野菜、特に色の濃い野菜は体内でビタミンAに変わるカロテン、ビタミンC、鉄など多くの微量栄養素や食物繊維の供給源です。こうした種々の栄養素が、肌の健康を支えていることが伺えます。

生活面では皮膚の清潔、保湿や室内の加湿にも気を配りましょう。ストレスや睡眠不足は肌荒れの大敵です。上記の研究でも、楽しく過ごす人のほうが角層水分量が良好でした。また、適度な運動は表皮細胞の新陳代謝を高めるのに役立ちます。

*永井成美ら,日本栄養・食糧学会誌第63巻第6号263-270(2010)

ここがポイント!★ビタミンA・B1、セラミドなどが角層の健康に関与。★米や小麦、色の濃い野菜、豚肉etc.多様な食品をとろう。★肌の清潔、保湿、楽しい気分、適度な運動も心がけて。

アドバイス/佐藤智英
女子栄養大学短期大学部准教授(臨床栄養学研究室)。管理栄養士、博士(栄養学)。自治医科大学附属病院他にて病院栄養士として糖尿病などの食事指導に長く携わったのち、2010年より現職。

豆苗とにんじんの一口お好み焼。★セラミドを含む小麦粉に、緑黄色野菜と豚肉でビタミンA、B1をプラス。野菜のシャキシャキ感があとを引く!

豆苗の緑とにんじんのオレンジ。色彩のコントラストが楽しい、一口サイズのかわいいお好み焼です。セラミドもビタミンもいっしょに摂れるうえ、野菜のシャキシャキとした歯ざわりがあとを引くおいしさ。「おいしく焼ける魔法のお好み焼粉」を使うと、失敗なく、ふっくらとした食感に焼き上がります。

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作り方(直径6〜7cmのもの8枚分)

  • 豚ひき肉100gとしょうがのみじん切り1かけ分を油「SHOWAオレインリッチ」小さじ1でいため、しょうゆ・みりん各大さじ1/2で調味する。
  • ボールで「SHOWAおいしく焼ける魔法のお好み焼粉」1袋(100g)、水70ml、卵1個を混ぜ、(1)を加えて混ぜる。
  • 豆苗1パックを3cm長さに切り、(2)の半分に混ぜる(生地A)。にんじん120gはせん切りにして塩小さじ1/4をまぶして5分おき、(2)の残り半量に混ぜる(生地B)。
  • 熱したフライパンに油を薄く引き、生地Aを4等分して丸く広げ、白いりごま適量をふって弱火で3〜4分焼き、裏返して同様に焼く。生地Bも同様にして黒いりごまをふって焼く。
  • 器に盛り、好みでからし入りの酢を添える。

2枚分(豆苗入りとにんじん入り各1枚)222kcal 食塩相当量1.6g

料理/伊藤晶子 撮影/山本明義 スタイリング/石川美加子
出典:「栄養と料理」2015年1月号

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