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ちょっと気になる、こんなこと。食と健康Q&A Q. 日焼けの予防や、日焼けの回復によい食べ物はありますか?

Answer紫外線が強くなる4〜9月は、日焼けをしやすい時期です。紫外線の中でも波長の短いUV-Bは短時間で皮膚に赤い炎症を起こさせる力が強く、波長の長いUV-Aはじわじわと皮膚の奥に浸透します。紫外線は細胞のDNAを傷つけるため、体は表皮細胞で紫外線を吸収するメラニン色素を作り出し、その作用で皮膚が褐色になります。日焼けは体の紫外線防御反応でもあるのです。紫外線を多く浴びると、酸化力の強い活性酸素が体内に増えることも影響して、しみやしわ、皮膚がんなどができやすくなります。

日焼けの予防や回復に努めてとりたい栄養素は、細胞の酸化を防ぐビタミンC、E、カロテンで、併せて摂取するとより働きが高まり、メラニン色素の沈着を防ぐ作用も期待できます。トマト、かぼちゃ、青菜などの緑黄色野菜はいずれも含むおすすめ食材です。また、ビタミンCは果物に、ビタミンEは種実や植物油にも豊富です。そのほか、皮膚の再生や荒れの防止に、たんぱく質やビタミンB2・B6もしっかりとりたいもの。魚や肉、卵、乳製品、納豆などに多く含まれています。

生活面では、日傘や衣類、日焼け止めクリームなどで紫外線を防ぎましょう。だだし、紫外線には骨や筋肉の強化に重要なビタミンDを体内に合成する役割もあります。1日に15分両手の甲ほどの面積を日に当てる、あるいは日陰で30分過ごす程度は、ビタミンDの合成のために必要といわれています*。

*環境省「紫外線環境保健マニュアル2008」より

★ビタミンC、E、カロテンで酸化防止。緑黄色野菜はおすすめ。★魚や肉や卵に多いたんぱく質、ビタミンB2・B6も皮膚の健康に大事。★ビタミンD合成のため、1日15分程度の日光浴は必要。

アドバイス/佐藤智英
女子栄養大学短期大学部准教授(臨床栄養学研究室)。管理栄養士、博士(栄養学)。自治医科大学附属病院他にて病院栄養士として糖尿病などの食事指導に長く携わったのち、2010年より現職。

海辺や山でのランチタイムにも!お日さま菜園ケーキ

お日さまの光をたっぷり浴びたカラフルな夏野菜を使ったパウンドケーキ。アウトドアでのランチタイムにも好適です。栄養的には抗酸化ビタミンが充実しているほか、卵やチーズには皮膚をガードする効果もあります。天ぷら粉黄金をケーキ生地に使っているので、風味豊かでふんわりとした食感に仕上がります。

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作り方(約18cm×8cm×高さ6cmのパウンド型1個分)

  • ビニール袋に「SHOWA天ぷら粉黄金」150g、ベーキングパウダー小さじ1/3、粉チーズ30gを入れてよく混ぜる。
  • かぼちゃ120gとパプリカ(黄)80gは薄切りを各3枚切り(飾り用)、残りは2cm角に切る。ミニトマト3個は横半分に切り(飾り用)、6個は4等分に切る。パセリはみじん切り大さじ2を用意する。
  • ゆでうずら卵6個はスモークサーモン各1枚で巻く。
  • ボールに卵2個、油「SHOWAオレインリッチ」・牛乳各大さじ3、塩小さじ1/4、こしょう少量を入れて泡立て器でなめらかに混ぜ、(1)を加えて混ぜる。粉っぽさがなくなったら、(2)(飾り用以外)を加えて混ぜる。
  • オーブンシートを敷いたパウンド型に1/3量流し入れ、(3)を中央に並べ、残りの(4)を流し入れる。表面を平らにならして飾り用の野菜を並べる。
  • 180度のオーブンに入れ、45〜50分焼く。

1本分1521kcal 食塩相当量5.6g
1切れ(1/8本)分190kcal 食塩相当量0.7g

料理/伊藤晶子 撮影/山本明義 スタイリング/石川美加子
出典:「栄養と料理」2015年8月号

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