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ちょっと気になる、こんなこと。食と健康Q&A vol.6 Q. 熱中症から身を守るには、どんな注意が必要でしょうか。

Answer熱中症とは、暑さの中で水分やミネラルが汗で多量に失われ(脱水症状)、体温調節機能などが働かなくなり、体温が急上昇してしまう症状をいいます。高温多湿、風通しが悪い、日差しが強いなどの環境下で室内外を問わずおきやすく、運動中、水分不足、発熱などの要因が重なるときはより注意が必要です。症状は、多量の発汗やめまい、立ちくらみ(重症度 I 度)、頭痛や吐き気、嘔吐、倦怠感(同 II 度)、意識障害やけいれんなど(同 III 度・救急車要請)、の3段階があります。高齢者や子どもや病弱の人はかかりやすく、重症化しやすいので気をつけましょう。

予防には、炎天下や蒸し暑い室内を避け、水分を30分に1回程度こまめにとることが第一です。高齢者はのどの渇きを自覚しにくく、子どもは遊びに熱中すると飲食を忘れやすいので、気を配りましょう。また、毎日3食をきちんととる習慣も大事です。食事は栄養だけでなく、1日に必要な水分の約4割の供給源でもあります。食事をおろそかにすると、栄養素も水分も不足して、暑さへの抵抗力も弱まってしまいます。

水分補給は、平常時は水やお茶でよいのですが、運動などで発汗量が多いときや食事が十分とれていないときは、ナトリウム(塩)などを含むイオン飲料がよいでしょう。重症度 I・II 度の兆候が見られるときは、「1Lの水に塩3gと砂糖40gを混ぜた液」が体内に吸収されやすく、回復に役立ちます。スプーン1杯ずつでもゆっくり飲ませましょう。

ここがポイント!★炎天下や蒸し暑い室内を避け、水分補給をこまめに。★朝昼夕の3食をきちんととること。食事は栄養と水分の供給源。★熱中症の兆候が見られるときは塩と砂糖入り水分を。

アドバイス/佐藤智英
女子栄養大学短期大学部准教授(臨床栄養学研究室)。管理栄養士、博士(栄養学)。自治医科大学附属病院他にて病院栄養士として糖尿病などの食事指導に長く携わったのち、2010年より現職。

ココナッツホットケーキ ヨーグルト&フルーツソース ★暑さで食欲のない朝もしっかり栄養と水分を補給して。やさしい風味と食感に食欲全開!ホットケーキも前夜に焼いておけば楽。

暑さで食欲がない朝も、フルーツたっぷりのおしゃれなホットケーキならペロリと食べてしまいそう。ヨーグルト&フルーツソースとともに、ホットケーキも前の晩に作っておくと、朝の仕事が楽になります。「ケーキのようなホットケーキミックス」を使うと、ふんわりやわらかな食感が楽しめます。

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作り方(約3人分)

  • プレーンヨーグルト300gはキッチンペーパーを敷いたざるにのせて冷蔵庫に一晩おいて約半量になるまで水きりし、ココナッツミルクと砂糖各大さじ3を混ぜる。
  • パイナップル(生)100gは1cm角に切り、ブルーベリー50gとはちみつ大さじ1とミント適量を混ぜ合わせて冷蔵庫で一晩マリネする。
  • ボールに卵2個とココナッツミルク1/2カップを入れて泡立て器でよく混ぜ、「ケーキのようなホットケーキミックス」1袋(200g)と乾燥ココナッツ20gを加えてなめらかに混ぜ合わせる。
  • フライパンを熱して油「SHOWAオレインリッチ」を薄く引き、(3)の1/6量を流して弱火で2〜3分焼き、裏返して1〜2分焼く。残りの生地も同様に焼く。器に(4)を2枚ずつのせ、(1)と(2)をかけ、ミントを飾る。

1枚分524kcal 食塩相当量1.3g

料理/伊藤晶子 撮影/山本明義 スタイリング/石川美加子
出典:「栄養と料理」2014年7月号

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